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2009年07月29日

2009GW中日本ツーリング13 丸山ダムと旧八百津発電所資料館

 
おかげ参りも済ませた今、このツーリングは単なる帰宅ツーリングと化している。
名古屋から関東に戻るには、東海道か中山道と相場は決まっていて、個人的性格からして同じ道を往復するのは嫌だ。当然中山道あたりをぽんぽん走りながらの帰宅にする。

それに既にカテゴリのタイトルでばればれなのだが、伊勢で長野・善光寺のご開帳のニュースを見て、自分への御利益を最大限にするために善光寺にも行ってしまおうと決心していた。

神仏分離から既に140年。そろそろ日本の宗教も昔の緩やかでいい加減な形でも良いはずだ。神式初詣、葬式仏教、でもクリスマスには子どもにプレゼントをむしられる日本人のおとーさんとしては、神社とお寺の御利益を併せていただくことに何の抵抗もない。


桃太郎神社のある犬山から長野方面に向かうには、国道19号線を使うのが良さそうだが、少し北側になかなか心引かれる場所があった。

丸山ダムだ。


より大きな地図で B級お伊勢参りツーリング を表示


丸山ダムについては、私の舌足らずな説明よりwikipediaの引用の方が分かりやすいだろう。

「丸山ダム(まるやまダム)は、岐阜県加茂郡八百津町と可児郡御嵩町との境、木曽川水系木曽川に建設されたダム。高さ98.2メートルの重力式コンクリートダムで、洪水調節・不特定利水・水力発電を目的とする多目的ダムである。戦後の大ダム建設の先駆けとして大規模かつ本格的な機械化手法を全工程で行い、後の日本土木技術のいしずえとなった。現在は国土交通省中部地方整備局と関西電力とが共同で管理している。ダム湖(人造湖)の名は丸山蘇水湖(まるやまそすいこ)という。」

「木曽川水系にて水力発電所を建設し運営していた大同電力を始めとし、全国各地に散在した電力会社を国家総力戦の名の下に1938年(昭和13年)の電力管理法施行によって強制的に合併させ誕生した日本発送電は、軍需産業への電力供給を強化するべく、木曽川の電源開発を継続して行っていた。戦争が激化していた1943年(昭和18年)、兼山(かねやま)ダム・三浦(みうれ)ダムと共に大規模な丸山ダムを伴う丸山発電所の建設を岐阜県加茂郡に計画し、これに着手した。しかし1944年(昭和19年)に戦争の激化に伴い事業は中止、終戦の日を迎えた。日本発送電が1948年(昭和23年)に連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ) により過度経済力集中排除法の指定を受け1951年(昭和26年)の電力事業再編令により分割、民営化されたことを受け、丸山発電所建設事業は関西電力が継承し、再開された。」

(http://ja.wikipedia.org/wiki/丸山ダム より引用)


戦前に軍需のため手がけられ、その後OCIの助言を受けなんとか完成し、その癖に今も問題が結構山積みという、かなり香ばしいダムなのだ。


よせばいいのにいい加減な地図とカンを頼りに山道に入り、上流からダムにアプローチすると、まずは道沿いに怪しい構造物が見える。

Gn125_maruyama_1.gif


これは丸山ダムの骨材プラント跡地……


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おかげ参りも済ませた今、このツーリングは単なる帰宅ツーリングと化している。
名古屋から関東に戻るには、東海道か中山道と相場は決まっていて、個人的性格からして同じ道を往復するのは嫌だ。当然中山道あたりをぽんぽん走りながらの帰宅にする。

それに既にカテゴリのタイトルでばればれなのだが、伊勢で長野・善光寺のご開帳のニュースを見て、自分への御利益を最大限にするために善光寺にも行ってしまおうと決心していた。

神仏分離から既に140年。そろそろ日本の宗教も昔の緩やかでいい加減な形でも良いはずだ。神式初詣、葬式仏教、でもクリスマスには子どもにプレゼントをむしられる日本人のおとーさんとしては、神社とお寺の御利益を併せていただくことに何の抵抗もない。


桃太郎神社のある犬山から長野方面に向かうには、国道19号線を使うのが良さそうだが、少し北側になかなか心引かれる場所があった。

丸山ダムだ。


より大きな地図で B級お伊勢参りツーリング を表示


丸山ダムについては、私の舌足らずな説明よりwikipediaの引用の方が分かりやすいだろう。

「丸山ダム(まるやまダム)は、岐阜県加茂郡八百津町と可児郡御嵩町との境、木曽川水系木曽川に建設されたダム。高さ98.2メートルの重力式コンクリートダムで、洪水調節・不特定利水・水力発電を目的とする多目的ダムである。戦後の大ダム建設の先駆けとして大規模かつ本格的な機械化手法を全工程で行い、後の日本土木技術のいしずえとなった。現在は国土交通省中部地方整備局と関西電力とが共同で管理している。ダム湖(人造湖)の名は丸山蘇水湖(まるやまそすいこ)という。」

「木曽川水系にて水力発電所を建設し運営していた大同電力を始めとし、全国各地に散在した電力会社を国家総力戦の名の下に1938年(昭和13年)の電力管理法施行によって強制的に合併させ誕生した日本発送電は、軍需産業への電力供給を強化するべく、木曽川の電源開発を継続して行っていた。戦争が激化していた1943年(昭和18年)、兼山(かねやま)ダム・三浦(みうれ)ダムと共に大規模な丸山ダムを伴う丸山発電所の建設を岐阜県加茂郡に計画し、これに着手した。しかし1944年(昭和19年)に戦争の激化に伴い事業は中止、終戦の日を迎えた。日本発送電が1948年(昭和23年)に連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ) により過度経済力集中排除法の指定を受け1951年(昭和26年)の電力事業再編令により分割、民営化されたことを受け、丸山発電所建設事業は関西電力が継承し、再開された。」

(http://ja.wikipedia.org/wiki/丸山ダム より引用)


戦前に軍需のため手がけられ、その後OCIの助言を受けなんとか完成し、その癖に今も問題が結構山積みという、かなり香ばしいダムなのだ。


よせばいいのにいい加減な地図とカンを頼りに山道に入り、上流からダムにアプローチすると、まずは道沿いに怪しい構造物が見える。

Gn125_maruyama_1.gif

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これは丸山ダムの骨材プラント跡地だ。

丸山ダムのコンクリートは、原石がロープウェイでこの山の上に運ばれ、斜面を利用して粉砕され、砂から砂利などの材料とされた。

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そしてこのプラント跡地から、実はダムの本体上部にアクセスできる道がある。立ち入り禁止とも聞いていたのだが、私が行った時には特にその種の表示もバリケードもなく、小さなぽんぽんでそのまま入ることができた。実は丸山ダムの上部は新丸山ダムが着工されると、上部は切り取られてしまう運命なのだ。(詳細はこちら)

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私はこういう光景を美しいと感じてしまう。
大仰で、力業で、しかも多少枯れていて香ばしい。人対自然の戦いが、15ラウンド終了後やや怪しい判定で人にぎりぎり軍配が上がった感じが大変に良い。

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ぽんぽんを少し下に走らせ、ダムを仰ぎ見る。


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この上の部分が切り取られてしまうんだなぁ、としみじみ思う。
しかしそれで良い。こういう香ばしい大規模施設は、作っては壊し作っては壊しを繰り返して行けばいいとすら思う。もちろんそんなことを地元の人や電力会社は望んでいないだろうが、ただの通行人は無責任でいい加減なのだ。


過去、丸山ダムには丸山水力専用鉄道という鉄道もあり、昭和29年まで名鉄が運行していた。今となっては想像もできないが、その痕跡はこちらのサイトに詳しい。こういうサイトを見るたび「アマチュアの力」をしみじみ感じる。


ダムの下には旧八百津発電所施設があり、ここは平成10年には近代化遺産として国の重要文化財に指定されている。

これがまた大変に美しい。


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ここは八百津町によって旧八百津発電所資料館として公開されている。入館料320円、同じく八百津町によって運営されている杉原千畝記念館との共通券が420円だ。ここまで来て中を見ない手はない。

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なんというか、建物内部も金に物を言わせた的贅沢さだ。


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発電施設以外の展示は2階にあるのだが、ここは全国各地にある郷土資料館的な展示が主だ。まぁこういうのはあってもいい。八百津町の場合、この建物を利用するのがもっとも効率的で安上がりなのだろう。

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こういう展示は嫌いではない。いや、大好きだ。


しかしGWのどまんなかだと言うのに、私が見学していた1時間弱、他の訪問者は5人もいなかった。なんとももったいない話だ。


個人的には廃墟マニアでも工場萌えでもないつもりだが、なにも混雑するGWの遊園地や観光施設で行列と人混みに耐えるより、こういう貴重な施設を見学した方が、よほど有意義で疲れないと思うのだが、やっぱり少数派の考えなのだろうか。

もったいないなぁ、である。

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【2009GW お伊勢参り/善光寺ご開帳ツーリングの最新記事】
この記事へのコメント
いつも拝見させていただいております。
これは写真だけでも興味をそそられます。リンク先も見てみましたが、おっしゃるとおり貴重な施設です。
都合良く出張でもあれば、日程をねじ曲げてでも見に行きたいところですが、いかんせん遠いです(私、九州人です)。
Posted by ズイム軍曹 at 2009年07月29日 17:53
>ズイム軍曹さん
コメントありがとうございます。
私は九州・四国を走るのが夢です。できれば鹿児島まで行きたいのですが、いつになることでしょう…
Posted by GN125ブログ主 at 2009年07月29日 21:31
あてくしは鹿児島までなら走った事があります。今度は北海道に行きたいですがお仲間(ヒグマ)とは会いたくないです(* ̄(エ) ̄*)ポッ
Posted by 歩 at 2009年08月01日 00:38
(* ̄(エ) ̄*)あと個人的には山陰もいいですね。島根で出雲大社を見たりたたら製鉄に関する施設を見学したりと日本で唯一の技術が息づく町ですので。

松江市で安来の青紙鋼を使った包丁を購入しましたが切れ味が凄まじく、胡瓜は無論の事、林檎まで包丁の上から落とすと重みだけで真っ二つになります。そろそろ刃もちびたので買い換えたいですね。
Posted by 歩 at 2009年08月01日 00:49
はじめまして、最近小型自動二輪免許を取ったのですが教習車がGN125でほしくなってしまたのでこちらに流れ着きました。いろいろツーリングレポートなどほんとに面白く、参考にさせていただきました。とにかく感謝をひとこといいたかったもので。。
Posted by tl125 at 2009年08月08日 00:55
この資料館、いいですね。
建物の中の空気(におい)を感じてみたくなります。
いいにおいなんだろうなぁ〜(^^;
Posted by ぱるみよ at 2009年08月17日 01:11
>歩さん
私唯一鹿児島県にだけ行ったことがないのです。決して会津関係者ではないのですが、憧れています。

>tl125さん
いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。
このようなおやじのやさぐれブログを喜んでいただきありがとうございます。^^;

>ぱるみよさん
そうなんですよ。現役を退いて枯れかけたすごく良い感じです。その筋の専門技術屋さんが見たら、はまります。^^
Posted by GN125ブログ主 at 2009年09月15日 22:29
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